臨床指標

8)脳神経疾患

8)-1  急性脳梗塞患者における入院死亡率

  平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
急性脳梗塞患者の退院人数 128 113 121 115
入院死亡率 0.78% 0.00% 2.48% 0.87%
解説
 脳梗塞発症3日以内に入院した患者さんのうち、入院中に死亡した割合を示す数値です。脳梗塞を早期に診断し、24時間体制で迅速かつ適切に治療を行うことにより、死亡率の低下に繋げることができます。
 当院では全国平均の3.1%を下回る0.87%の死亡率でした。当院の入院患者さんは決して軽症例ばかりではありませんが、専門性の高いスタッフを中心とした脳卒中ケアチームを組織して診療することで、急性期患者さんの管理がうまく行われていることを示していると考えられます。

算出方法
 死亡患者数/急性脳梗塞(発生時期が3日以内)の退院患者数

8)-2  急性脳梗塞患者に対する入院2日以内の頭部CT撮影もしくはMRI撮影の施行率

  平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
施行率 90.6% 94.1% 88.3% 94.2%
解説
 脳梗塞で入院となった患者さんのうち、入院当日・翌日にCT撮影あるいはMRI撮影を実施した患者さんの割合を示しています。脳梗塞発症の原因にはいくつかのタイプがあり、それに応じて治療方法が異なることから、CT撮影あるいはMRI撮影を早期に実施して正確に診断する必要があります。
 令和2年では94.2%でした。当院は脳梗塞診療の基幹病院として近隣の医療機関から多数の患者さんの紹介を受けており、紹介元でCTやMRIをすでに受けている患者さんがいることを反映していると考えています。

算出方法
 入院当日・翌日に「CT撮影」あるいは「MRI撮影」を実施した患者数/急性脳梗塞(発生時期が3日以内)の退院患者数