放射線とは透過作用・電離作用・蛍光作用・写真作用といった特性をもち、一般に病院で使用されている放射線はX線やγ線(RI検査)です。
その他にα線・β線・陽子線・電子線・中性子線・宇宙線などがあります。
※放射能とは放射線を放出する能力を指します。

X線で身体を透視又は撮影するとき、目標とする臓器のX線透過性を変え、目的臓器の位置、形状、大きさ、機能、病的変化などを明瞭に描出することを目的とした薬剤です。その使用方法は体重や検査部位により異なります。
※副作用について
最近ではCT等で使用する非イオン性造影剤など副作用の少ない造影剤が開発されています。
まれに検査中、吐気・嘔吐・蕁麻疹などの症状がでることがあります。もし検査中ご気分が悪くなられたら、すぐに近くのスタッフにお伝えください。

放射線科は放射線科医の診療及び診断部門と、診療放射線技師の技術部門の2つの業務に大別できます。放射線科の技術部門です。
放射線科部では放射線や造影剤を使用し画像を作成、放射線による被ばく管理や、放射線機器管理、放射線治療の線量計算及び照射の業務を行います。
一部放射線を用いないで画像を作成するMRIも取り扱います。

国家資格及び認定資格