治験実績

治験実績

年度別新規治験の受託件数     

年度 新規治験
受託件数
医薬品 医療機器
治験
左記のうち国際共同治験の件数
第Ⅰ相 第Ⅱ相 第Ⅲ相 製造販売後
臨床試験
平成25年度 5 0 1 4 0 0 1
平成26年度 5 0 1 3 1 0 2
平成27年度 7 0 1 5 1 0 2
平成28年度 5 0 2 3 0 0 0
平成29年度 14 0 2 12 0 0 8
平成30年度 4 0 0 4 0 0 0

主な対象疾患(過去5年実施分)     

診療科 対象疾患
糖 尿 病・代 謝 内 科 1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病腎症
腎   臓   内   科 保存期・腹膜透析・血液透析療法中の腎性貧血、保存期慢性腎臓病、二次性副甲状腺機能亢進症、高リン血症(保存期・腹膜透析・血液透析患者を対象とした試験)
循 環 器 内 科 慢性心不全、末梢動脈閉塞症、心房細動
消 化 器 内 科 潰瘍性大腸炎、クローン病
泌   尿   器   科 尿失禁
肝   臓   内   科 C型慢性肝炎、C型代償性肝硬変、血小板減少症、非アルコール性脂肪肝炎
呼 吸 器 内 科 肺炎
外         科 消化管手術患者を対象とした治験

各診療科より





当科では、消化器疾患の治療薬についての様々な治験を担当しています。なかでも、原因不明で難病の炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)に対しては、2000年以降に多くの新薬が登場し治療成績が格段に向上していますが、なお限界があります。したがって、治療難渋例には新たな薬剤の登場が望まれているところですが、そのためには全国の多施設で実施される治験で有効性を評価し保険認可されなくてはなりません。この治験薬の中には、本邦では治験中であっても海外では既に認可されているものもあります。われわれは、保険適応を受けているすべての治療はもちろんのこと、治験薬という選択肢を含めて、質の高い医療を提供したいと考えています。なお、それぞれの治験毎に参加基準や実施スケジュールが設定されていますので、詳細については担当医にご相談ください。


尿




糖尿病の治療薬(経口血糖降下薬、インスリン)は近年目覚ましく発展しており、今後も合併症を予防を目的とした薬剤も含め、様々な新薬の開発がすすめられると思います。
当科はS45年開設以後、地域の小児糖尿病、妊娠糖尿病、高度の合併症をもつ糖尿病患者の診療の中心的役割を果たしてきました。また、当科には約2000人の糖尿病患者様が定期通院しております。
そのためこれまで多くの糖尿病治療薬の治験に参加してきました。糖尿病診療の発展のために今後とも積極的に多くの治験に参加していきます。



1979年7月に開設され30年以上の歴史を有し、以来腎臓病全般に関して福岡医療圏での中核的な施設となっています。検尿異常から慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群などの腎炎関連疾患の診断と治療、急性腎不全や電解質・酸塩基平衡異常の診断と治療、慢性腎臓病(CKD)の精査・教育、透析療法(血液透析、CAPD,在宅血液透析)の導入、維持透析の合併症、バスキュラーアクセストラブルと、腎臓病のあらゆる分野の診療を行っています。そのため、治験に関しても腎炎関連、保存期慢性腎不全、維持透析関連等、幅広く実施しています。




ここ約30年の循環器病領域の診断および治療の進歩は目を見張るものがあります。とりわけ薬物療法は著しく進歩しています。スタチン、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、RAS系阻害剤を中心として、最近では新抗凝固薬の進歩、開発があげられます。これらの開発された薬剤を治療戦略の1つとして活用できる我々医師は幸せであると同時に、重い責任も担うことになります。当科では、スタチン、新抗凝固薬、ARBなどの治験を行ってまいりました。今後も循環器病学の発展のためにも治験業務を行っていきたいと思います。





当科ではrt-PAを用いた経静脈的血栓溶解療法や、血管内治療(カテーテルによる血栓除去術)を含めた急性期脳梗塞を対象とした診療を中心に行っています。また、脳血管障害発症の1次・2次予防のための心血管病変の評価と、抗凝固薬や抗血小板薬などの抗血栓薬による加療、さらには高血圧、糖尿病、脂質異常症などのリスク管理などにも大きく関与しています。また、てんかんや変性疾患など神経疾患全般にも携わるなど幅広い診療を行っています。
関連領域も広く、多岐多数の患者を対象としていますので、多くの治験業務に関わることが可能と思われます。



肝臓病の治療薬、特にB型、C型慢性肝疾患の治療薬は近年目覚ましく開発が進み、我が国でも数種類の新薬が認可予定であり、さらにその何倍もの種類の開発が行われています。
当院肝臓内科は、現在年間約550症例の入院患者を担当していますが、そのうちの約70%がB型、C型慢性肝疾患であり、過去それぞれ数種類の治験の実績を有しています。
今後も肝臓病学の発展のためにも積極的に治験業務に携わっていきたい、と考えています。