一般検査

一般検査

痛みを伴わずに出来る尿・便の検査をはじめとして、髄液、体腔液、関節液などの性状や成分の検査を行っています。尿検査では、糖や蛋白が出ていないか、出血がないかなど試験紙を用いて調べ、尿中の有形成分を顕微鏡で観察します。
各検査の細胞形態の判定には、専門的な知識を持つ細胞検査士3名を中心に、異常細胞を発見した時には医師とも連携を取り、診療に役立つ結果報告を目指しています。また、体内の成分の変動を早期に迅速に検出することができるため、全身の病気の病態評価や診断に役立っています。
当院の特徴としては、腹膜透析排液中の炎症細胞数の算定を24時間体制で行い、腹膜炎の診断、早期回復に役立っています。

(尿定性検査)

(尿中有形成分分析装置)

 

尿を顕微鏡で見た写真です。
1)は腎尿細管からの細胞で、
2)は変形した赤血球です。
試験紙による結果と併せて、腎臓の病変を推定します。

尿を顕微鏡で見たイメージ
主な一般検査項目 目的
尿定性・沈渣 腎臓・肝臓疾患や糖尿病、尿路感染症などの診断に役立ちます。
便潜血 ごく微量の出血の有無を検出できるため、自覚症状のない大腸癌の早期発見に役立ちます。
関節液 結晶の有無や種類を観察することで、痛風の診断や炎症の程度の判定に役立ちます。
穿刺液(胸水・腹水) 炎症性をはじめとした疾患の補助的診断や治療経過を見ています。
脳脊髄液 中枢神経の感染症の診断などに役立ちます。
尿中薬物試験 薬物中毒による意識障害の診断に役立ちます。
妊娠反応  
感染症迅速検査 肺炎球菌莢膜抗原・レジオネラ菌抗原。
尿素呼気試験 胃癌の危険因子とされているピロリ菌の有無を調べます。