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令和元年度 福岡赤十字病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1088 245 507 843 1074 1475 2589 3850 2521 623
当院の2019年度における、10歳ごとの年齢階級別患者数を示した表です。
一番多いのは70歳代の患者さんで、全体の約26%を占めています。
次いで60歳代、80歳代が約17%となっています。
生活習慣病を起因とした心臓病・脳卒中・腎不全・糖尿病や、がんに対する治療を積極的に行っているため、60歳以上の退院患者さんが特に多くなっています。
また当院は周産期医療にも力を入れており、分娩の件数も多くなっています。これに伴い、新生児患者数も多い傾向にあります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 42 2.00 2.03 0.00% 62.45
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 15.73 20.84 53.85% 83.85
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 13 12.46 12.58 30.77% 72.54
160610xx99xxxx 四肢筋腱損傷 手術なし - - - - -
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病ありA-DROP スコア2 - - - - -
総合診療科では、誤嚥性肺炎が最も多く、次に腎・尿路の感染症、敗血症や肺炎、ウイルス性腸炎などと、感染症が原因となる疾患が上位となっています。
また急性期の重症患者さんが多く、平均在院日数が長い傾向にあります。
患者さんの平均年齢も高く、年齢が高いほど重症化する可能性が高くなると考えられます。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 296 2.01 2.63 0.00% 66.13
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 65 8.32 8.27 3.08% 74.75
060102xx02xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 小腸結腸内視鏡的止血術等 53 10.08 9.95 5.66% 75.75
060100xx01xx1x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病あり 52 2.94 3.57 0.00% 70.52
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 52 8.17 10.49 11.54% 69.38
消化管の早期がんに対し内視鏡治療を積極的に行います。
また、昼夜を問わず発症する大腸憩室炎、憩室出血、腸閉塞、出血性胃潰瘍、急性腸炎など急性疾患にはオンコール体制で対応し、迅速に診断・治療を開始します。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 117 13.16 11.67 10.26% 68.04
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 68 7.35 7.00 0.00% 51.31
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 50 6.56 8.48 2.00% 69.36
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり 45 36.67 36.04 22.22% 67.31
110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 41 4.66 8.99 2.44% 59.46
腎臓内科の特徴は検尿異常にはじまり、腎生検、慢性腎臓病の治療、バスキュラーアクセスの手術、腎移植に至るまで、腎臓病のあらゆるステージでの診療を行っており、当地域での腎疾患の中核病院として機能しています。
そのため腎生検入院、慢性腎不全の精査教育入院、末期腎不全となって血液透析や腹膜透析といった腎代替療法開始のための入院、透析療法中の合併症入院、バスキュラーアクセス手術入院が上位を占めています。
糖尿病・代謝内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病なし85歳未満 80 8.40 13.72 1.25% 61.24
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 76 9.99 14.74 6.58% 67.80
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし85歳未満 73 7.89 10.84 0.00% 59.01
100071xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり85歳未満 25 8.24 12.02 0.00% 65.96
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 22 9.00 15.20 13.64% 66.50
糖尿病・代謝内科では7日間コースの糖尿病教育入院を実施しているため、全国の平均在院日数よりも短くなっています。
また同じ2型糖尿病患者でも、インスリンを導入する患者さんでは指導や手技習得に時間を要するため、平均在院日数が長くなります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 378 3.92 4.40 0.26% 69.93
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 333 4.36 5.02 0.00% 64.68
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 234 2.76 3.01 0.00% 68.09
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 70 15.74 17.71 32.86% 81.59
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 63 10.83 10.80 3.17% 76.79
循環器内科では、高齢者の代表的心疾患である狭心症、慢性虚血性心疾患、不整脈のカテーテル手術、心不全が上位を占めています。
狭心症の検査並びに治療に際しては積極的に橈骨動脈アプローチを採用し、より低侵襲な検査、治療を目指しています。
いずれも術後1-3日で早期退院が可能です。
心不全に関しては、その経過は原因となる心疾患およびその重症度により異なるため、在院日数は患者さんによって様々ですが、原因心疾患に対する治療および標準的薬物治療のみならず、心臓リハビリテーションを積極的に取り入れ、心不全再入院予防に取り組んでいます。
また当院は糖尿病、末期腎不全患者さんを多く診療しているため、閉塞性動脈硬化症に対する診療も数多く行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 89 3.08 3.34 1.12% 73.42
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病あり 55 17.15 16.87 1.82% 71.56
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 46 17.98 18.84 23.91% 73.93
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 35 7.97 9.59 0.00% 69.71
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 28 13.57 14.62 17.86% 73.25
令和元年度は、肺がんの検査入院数はわずかに減少しました。
肺がんの薬物療法を受けられる患者さんの数は、減少傾向にあります。
入院数は変わりありませんが、外来通院で薬物療法を受けられる患者さんの数は増加しています。
肝臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx99x00x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 41 10.29 10.65 7.32% 68.20
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 11.44 9.68 12.50% 70.28
060300xx99x00x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 7.07 11.64 3.57% 67.86
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 26 7.88 8.03 3.85% 72.62
060050xx99x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 11.05 9.27 19.05% 73.14
肝疾患の多くは肝硬変の合併症である肝がんおよび食道静脈瘤と、肝硬変そのものの悪化による腹水、肝性脳症です。
また、胆・膵疾患も増加傾向にあり、当院外科と連携して診療を行っています。
血液・腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 136 14.57 15.79 11.76% 70.83
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等25あり 78 20.18 22.79 15.38% 69.51
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 41 36.63 39.36 19.51% 62.71
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等24あり 36 14.83 10.43 0.00% 72.39
130060xx97x41x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病あり 28 35.86 44.56 17.86% 74.64
血液・腫瘍内科では、悪性リンパ腫が最も多く、次に多発性骨髄腫、白血病が多くなっています。
この上位3つが全て腫瘍系血液疾患であり、抗がん剤による化学療法を施行しているため、平均在院日数は他の疾患より長い傾向にあります。
但し、全国平均に比べても短くコントロールされています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 44 12.18 16.13 43.18% 70.80
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 29 13.55 16.16 31.03% 70.72
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 12 15.42 18.24 75.00% 84.25
010080xx99x001 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし15歳以上 12 8.92 12.00 16.67% 36.75
010060x2990400 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 11 17.27 19.66 90.91% 83.55
脳神経内科では神経疾患全般の診療を行っていますが、当院は地域の拠点となる高度急性期病院という性質上、入院患者数では神経救急疾患が主体となっています。
なかでも虚血性脳血管障害(脳梗塞)が入院数の70%ほどを占めており、その次にてんかん、さらには髄膜炎・脳炎などの神経感染症と続きます。
脳梗塞を生じると、程度は様々ですが麻痺や嚥下障害、感覚障害、失語などの身体機能の障害を遺すことが多い為、急性期治療後はリハビリテーションの継続を目的とした回復期病院への転院が必要となります。
このためにスムーズな患者情報の伝達と転院調整を図っており、その結果として当院では全国平均と比較して入院期間の短縮が得られています。
リウマチ科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 74 11.74 15.48 5.41% 53.85
070560xx99x01x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 21 18.33 25.61 4.76% 61.81
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし 13 11.00 16.09 0.00% 71.00
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 10 14.90 12.58 20.00% 74.80
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 10 20.90 19.29 30.00% 79.40
膠原病内科では、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの、全身性臓器障害を伴う自己免疫疾患に対する入院診療を行っています。
また、かかりつけの患者さんの一般内科疾患に対しても治療を行っています。
ステロイド、免疫抑制剤による従来の治療に加え、生物学的製剤などによる新規治療を積極的に取り入れ、よりよい医療を提供できるよう努めています。
感染症内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 37 18.00 20.84 51.35% 88.19
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 21 13.29 12.58 23.81% 71.90
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 14 15.64 19.29 35.71% 70.86
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 13 14.46 12.55 15.38% 66.08
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病ありA-DROP スコア2 - - - - -
感染症内科の業務の約半分は、他科で入院中の患者さんや外来通院中の患者さんに関する感染症治療、感染対策などについてのコンサルテーション対応や、院内全体での抗菌薬適正使用の推進、院内感染対策活動、サーベイランス等に費やされています。
自科の入院対応は、誤嚥性肺炎、尿路系感染症、皮膚・軟部組織感染症、敗血症などが主体となっており、感染症をきっかけに全身管理が必要となった状態の患者さんが中心となっていますが、当科の専門性を生かしてできるだけ早期に回復できるよう心がけています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 168 5.07 9.79 2.98% 75.65
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 79 13.97 15.02 3.80% 74.70
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 76 5.72 4.85 0.00% 72.32
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 71 5.34 6.37 0.00% 61.27
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 60 5.90 9.79 1.67% 39.73
当院外科では食道、胃、小腸、結腸・直腸、肝胆膵、乳腺、肺の悪性腫瘍を中心に、緊急手術も数多く行っています。
胃がん、結腸がん、肺がんの手術は非常に多く行っており、腹腔鏡・胸腔鏡での低侵襲手術が主体です。
総胆管結石に対する内視鏡治療は患者数も多い上に、在院日数は全国平均よりも約5日短縮され、良質な医療が行えています。
また、急性虫垂炎、胆石症に対する手術も多数行っています。
いずれの手術でも在院日数は全国平均よりも短く、経過が順調であることを物語っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 5.76 10.80 9.52% 79.81
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 16 24.69 23.77 6.25% 71.63
050163xx02x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり 副傷病なし - - - - -
050080xx01020x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし - - - - -
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等21あり - - - - -
心臓血管外科に多い症例は、主に徐脈性不整脈治療目的に植え込まれたペースメーカーの電池消耗に対して治療継続目的の本体交換手術症例です。次に多いのは、弁膜症に対し手術を行った症例です。
弁膜症とは、心臓の中にある逆流防止弁が動脈硬化による狭窄や弁構造の劣化により逆流し、これに対して人工弁置換あるいは弁形成(修理)を行いました。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 29 4.76 7.34 20.69% 67.34
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 12.81 18.81 57.69% 65.81
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 17 3.82 3.01 5.88% 63.82
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 17 10.29 11.86 47.06% 78.35
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 5.67 9.67 33.33% 79.93
頭蓋・頭蓋内損傷は、軽傷頭部外傷から意識障害を伴う重症患者まで治療しています。
非外傷性頭蓋内血腫は一般に脳出血といわれ、原因は主に高血圧です。脳卒中の約20%を占めます。
治療は通常内科的に行いますが、出血量の多い場合には内視鏡を使用して血腫除去を行います。2週間の急性期治療後は、脳血管障害地域連携パスにより引き続きリハビリ治療を専門に行う回復期病院へご紹介しています。

慢性硬膜下血腫は頭蓋骨と脳との間に血液が溜まって脳を圧迫する病気です。その原因の80%は頭部打撲によることが多く、打撲後1ヶ月前後で脱力(お箸が使いにくい、何となく手に力が入りにくい、つまずき易いなど)や歩行時のふらつき、物忘れの悪化などの症状が起こります。一般には60歳以上の方に発症します。治療は局所麻酔で頭蓋骨に穴を開けて、中に溜まった血液を抜きます。入院期間は10日前後です。

脳の動脈(径1~6mm)にできる風船のようなふくらみを脳動脈瘤といいます。このような瘤のできる理由は明確にはなっていませんが、高血圧や血流分布異常などの血管壁へのストレスや、喫煙、遺伝などによる動脈壁の脆弱性に関連すると考えられています。成人の2~6%(100人に数人)にこのような瘤が発見され、たまたま脳のMRIやCT検査を受けたり、脳ドックを受けたりして見つかる場合がほとんどです。脳動脈瘤は脳の底部の血管の分岐部にできることが多く、中大脳動脈、内頚動脈、前交通動脈、脳底動脈などが代表的な発生部位です。大きさは径2mm程度の小さなものから25mm以上の大きなものまでできますが、75%以上は10mm未満の大きさです。
現在動脈瘤の治療は慎重に経過を追うという方法、開頭によるクリッピングと呼ばれる手技、脳の血管の内側から動脈瘤やその本血管にコイルやバルーン・ステント等をつめる血管内手術があります。
当院では血管内手術を第一選択として治療を行っています。ただし、動脈瘤の部位・形状により開頭によるクリッピング術を選択する場合もあります。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 30 8.10 9.00 0.00% 67.37
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 28 4.04 7.90 3.57% 75.36
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 27 2.96 4.67 0.00% 56.59
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 23 3.04 4.01 0.00% 53.00
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 20 13.45 12.55 5.00% 60.25
皮膚科では、皮膚の良性・悪性腫瘍に対する手術が多くなっています。
帯状疱疹が多く、急性膿皮症の症例は、ほとんどが蜂窩織炎です。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 211 4.06 5.09 0.00% 75.40
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 103 2.13 2.78 0.00% 70.87
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 42 5.95 6.71 0.00% 72.98
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 35 7.74 7.53 0.00% 66.97
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 23 5.65 7.29 0.00% 66.96
眼科では、白内障の患者さんが約90%を占めていますが、白内障を除いた場合、糖尿病性網膜症の患者さんが多い結果となっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 194 21.07 25.94 89.18% 82.98
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 44 7.39 5.54 2.27% 50.39
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 34 11.85 19.40 82.35% 78.94
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 27 21.59 23.56 40.74% 74.22
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 24 21.58 21.53 20.83% 70.29
高齢者に多い大腿骨近位部骨折の手術症例数は194例で、福岡市内の病院でもトップレベルの症例数を治療しています。内科的疾患など合併症のある重症な患者さんが多く、内科や麻酔科の先生方と協力して治療にあたり、チーム医療を実践しています。術後は早期からリハビリテーションを開始し、全身状態が落ち着けば地域の病院と連携して、引き続き継続したリハビリが行えるような地域ネットワークを形成しています。
その他の部位の骨折治療も多数行っており、適切な手術を行い、早期の社会復帰を目指した治療を推進しています。
脊椎の骨折に対しては、骨折型や患者さんの全身状態を勘案して、手術をせず保存療法で対処する場合もありますが、侵襲の少ない手術手技である透視下経皮的脊椎固定術も行っており、安静臥床期間の短縮と早期のリハビリ開始を実施しています。
変形性関節症や関節リウマチに対する人工関節置換術は、膝関節、股関節ともに増加傾向で、適切な手術手技と積極的なリハビリを行うことにより、速やかな日常生活の再開と社会活動への復帰が可能となっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 153 7.44 9.66 0.00% 34.31
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 140 5.90 6.21 0.00% 44.71
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 99 1.93 3.13 0.00% 37.11
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 75 3.45 4.58 1.33% 60.40
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 66 6.15 6.09 0.00% 45.95
手術としては子宮・卵巣の良性腫瘍に対する腹腔鏡手術と帝王切開術が多く、手術以外では卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がんに対する化学療法が多くなっています。
それぞれの疾患に対応したクリニカルパスを利用して、質の高い医療を効率的に提供しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 117 5.79 5.69 0.00% 4.36
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 116 5.23 6.19 0.86% 1.41
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 115 5.23 5.73 0.00% 1.45
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 78 3.60 5.39 1.28% 2.76
030270xxxxxxxx 上気道炎 67 4.90 4.94 0.00% 1.63
感染症の入院が多く、小児の感染症で多く見られる呼吸器感染症(肺炎、気管支炎など)と腸炎が多くなっています。
新生児は軽度の呼吸障害を含む早産・低出生体重児や糖尿病母体児などが中心となります。
上気道炎には、熱性けいれん等による入院が含まれています。
この他には川崎病、ネフローゼ症候群などの患者さんが多く入院しています。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 62 7.37 7.8 0.00% 26.39
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 39 5.77 5.01 0.00% 63.46
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 37 4.68 5.45 0.00% 38.57
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 29 5.93 6.8 0.00% 53.55
030428xxxxxxxx 突発性難聴 17 9.82 8.93 0.00% 69.00
耳鼻咽喉科では、扁桃炎が最も多く、次に慢性副鼻腔炎、耳・鼻・口腔・咽頭の良性腫瘍になります。
扁桃炎は平均年齢を見ても分かりますように、小児の患者さんが多いです。手術を行うことも多々あり、小児科ではなく耳鼻咽喉科で診療を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり 109 6.58 8.71 0.00% 58.69
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし - - - - -
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - - - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし - - - - -
070010xx971xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1あり - - - - -
形成外科では更に専門性の高い治療に集約されつつあります。
提示されたデータから更に2倍程度の伸び率で集約化が進んでいます。
また本集計に掲載されない取り扱いが少ない症例に関しても診療取り扱い分野の拡大が進んでいます。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 117 2.11 2.49 0.00% 68.56
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1なし 副傷病なし 90 5.07 5.61 4.44% 64.31
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 63 5.94 7.25 0.00% 73.56
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 副傷病なし 53 2.55 4.22 5.66% 68.68
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病なし 37 5.24 7.38 16.22% 62.57
泌尿器科で令和元年度にDPC症例数が多かった疾患は、前立腺生検を行った前立腺がん疑い症例、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)を行った膀胱がん症例、経尿道的尿路結石除去術(TUL)や体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)を行った腎結石・尿管結石症例となっています。
いずれも泌尿器科では外来受診の多い疾患群であり、日常的に行っている診療(検査や手術)となっています。比較的身体への侵襲の少ない検査・手術を行う疾患群であり、入院期間も比較的安定しており、全国平均同等かそれ以下となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 65 11 18 26 37 3 1 8
大腸癌 32 42 88 66 47 24 1 8
乳癌 41 17 12 8 4 8 1 8
肺癌 36 4 47 104 4 87 1 8
肝癌 8 15 12 8 1 60 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では退院患者さん全体の約18%が、がんに対する治療を行った患者さんです。
表は5大がん(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)の初発患者さんについて、UICC(国際対がん連合)によるTNM病期分類を用いてがんの進行度を示しています。
StageⅠに近いほどがんが小さく限局し、StageⅣに近づくにつれ転移などの広がりがある状態となります。
当院では肺がん・大腸がんが最も多く、その中でもStageⅢやStageⅣが多くを占めており、重症の患者さんが多いことが分かります。
また胃がん・乳がんは、入院ではなく外来で化学療法を行っているため、退院患者数は少ない傾向にあります。
肝がんは再発に対する診療の割合が高く、生活の質を落とすことなく、また予後生存率も高められるよう慎重に診療を行っています。

※「不明」についてはがん疑いの検査目的で入院し、入院中に検査結果が出なかった症例を含みます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 52 7.88 53.02
中等症 116 13.10 78.98
重症 25 17.68 84.12
超重症 2 20.50 88.00
不明 0 0.00 0.00
成人(20歳以上)の肺炎を重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示した表です。
市中肺炎ガイドラインの重症度分類システム(A-DROPシステム)を用いて、重症度別に計上しています。
A-DROPシステムとは、肺炎の重症度を ①年齢 ②脱水状態 ③動脈血酸素飽和度 ④意識障害 ⑤収縮期血圧 の5つで評価したものです。
中等症以上は平均年齢が75歳以上となっており、年齢が高いほど肺炎が重症化しやすいことが分かります。
肺炎には様々な病型があるため、当院では慎重に抗菌薬を選択して治療を行い、早期の症状改善を目指しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 214 16.12 75.55 49.12%
その他 12 15.58 74.67 3.1%
当院は地域の拠点の高度急性期病院として多数の救急患者の診療に当たっており、脳梗塞の中でも急性期の患者さんの入院が多くを占めていることが見て取れます。
脳梗塞を生じると、程度は様々ですが、麻痺や嚥下障害、失語などの身体機能の低下を来すことが多いため、急性期治療後はリハビリ継続の目的で回復期病院へ転院される方が多くおられます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 112 1.21 3.46 0.89 % 61.72
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 107 1.16 4.53 5.61 % 76.11
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 87 3.49 12.01 4.60 % 73.52
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 58 0.38 4.52 1.72 % 38.62
K6335 鼠径ヘルニア手術 51 1.22 3.63 0.00 % 73.61
外科では胆嚢結石症の手術が最も多く、内視鏡的治療も積極的に行っています。
また大腸がんを筆頭に、食道がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、すい臓がんの手術も数多く行っており、大半が内視鏡手術やロボット支援下手術です。
がんの手術は種類が多く、症例毎に手技が異なるので患者さんの数が分散し、上位5位までには入っていません。
当院の特徴としては、ロボット支援下手術を含めて低侵襲な内視鏡手術を多く行い、患者さんの負担を軽減し、早期の退院が可能となるように日々取り組んでいます。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K597-2 ペースメーカー交換術 19 1.05 3.79 10.53 % 84.58
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) 12 2.25 16.42 8.33 % 71.25
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 10 5.80 25.60 30.00 % 72.50
K5552 弁置換術(2弁) - - - - -
K5943 不整脈手術(メイズ手術) - - - - -
心臓血管外科に多い手術は、ペースメーカー治療継続目的の本体交換手術症例です。
次に多いのは、腹部大動脈瘤に対する開腹人工血管置換手術です。手術リスクの高い症例にはステントグラフト内挿術を行っています。
その次に多いのが、狭心症・心筋梗塞に対する冠動脈バイパス移植術です。冠動脈の狭窄や閉塞のため虚血状態となった心筋への血行再建を行います。
当院では維持透析患者さんの割合が多く、術前日数がやや長くなっています。その他には、弁置換術や開胸による不整脈手術(メイズ手術)などを行いました。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 26 0.27 8.65 46.15 % 80.54
K1781 脳血管内手術(1箇所) 14 0.36 25.21 50.00 % 65.07
K1742 水頭症手術(シャント手術) 10 12.20 24.50 50.00 % 70.70
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) - - - - -
慢性硬膜下血腫は主にご高齢者の頭部打撲後、1ヶ月前後が多いのですが、しばらく時間が経過して頭蓋骨と脳との間にジワジワ出血して脳を圧迫する病気です。症状は何となく力が入らず、歩行時ふらふらする、お箸が使いにくい、物を落としやすいなどの症状が出ます。治療は局所麻酔で頭蓋骨に人差し指大の穴を開けて溜まった血液を抜く手術で、入院期間は1週間前後です。

脳血管内手術の対象になる主な疾患は、脳動脈瘤や頸動脈狭窄症、脳梗塞急性期の血栓除去が必要な患者さんです。脳動脈瘤はくも膜下出血で見つかる場合と、脳ドックなどで偶然脳動脈瘤が破裂する前に見つかる場合とがあります。治療は開頭クリッピング術と脳血管内手術によるコイル塞栓術の2通りがあります。どちらの手術方法でも治療可能な場合には、当院では主にコイル塞栓術を行っています。

頭蓋内腫瘍には多くの種類の腫瘍がありますが、良性腫瘍から悪性腫瘍まで治療を行っています。良性腫瘍は症状があるものや無症状でも大きな腫瘍に対しては手術を行い、それ以外の無症状の小さな腫瘍は外来で定期的に経過をみています。悪性脳腫瘍は治療ガイドラインに沿って治療を行っています。

水頭症の原因は、主にくも膜下出血後の水頭症と、原因不明の正常圧水頭症とがあります。治療はどちらもシャント手術を行っています。正常圧水頭症は高齢者に多く、症状は「物忘れ」、「歩行障害(足を広げた、すり足歩行)」、「尿失禁」が三大症状です。アルツハイマー病と異なり、シャント手術を行うとこれらの症状が良くなるのがこの正常圧水頭症の特徴です。

内視鏡下脳内血腫除去術は主に高血圧性脳出血の患者で、出血量の多い患者の救命目的で行っています。開頭手術と比べ手術時間が短く、手術の傷も小さくて済みます。急性期を当院で治療した後は、引き続き脳血管障害地域連携パスにより、リハビリ治療を専門に行う回復期病院へご紹介しています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 30 0.10 2.87 3.33 % 75.87
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 16 0.00 1.88 0.00 % 55.88
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 15 0.00 1.93 0.00 % 49.87
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 12 0.00 1.92 0.00 % 58.42
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 11 0.00 2.09 0.00 % 61.27
手術は皮膚の良性・悪性腫瘍に対して行うものが多く、悪性腫瘍の方が平均年齢も高い傾向にあります。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 311 1.35 1.17 0.00 % 73.90
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 98 0.47 4.99 0.00 % 68.78
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 21 0.05 4.48 0.00 % 66.43
K2683 緑内障手術(濾過手術) 13 0.08 10.46 0.00 % 67.69
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) - - - - -
眼科では、白内障の手術が90%以上を占めています。
年を重ねるにつれて水晶体が白濁していくことにより生じる疾患のため、平均年齢も高くなっています。
白内障の手術は患者さんの状態によって片眼ずつ、もしくは両眼で行い、これにより平均在院日数が異なってきます。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 131 3.73 15.11 82.44 % 80.87
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 75 5.15 15.92 89.33 % 81.44
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 56 3.95 16.73 35.71 % 70.32
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 52 1.73 18.75 34.62 % 73.27
K0732 関節内骨折観血的手術(胸鎖,手,足) 44 2.64 11.20 31.82 % 68.16
四肢の骨折に対しては、骨折型に応じた適切な内固定材料を選択し、ロッキングプレートや髄内釘を用いた手術で強固な固定を行い、早期のリハビリ開始を可能としています。
股関節や膝関節における人工関節置換術では、正確な手術手技を実施し、術後早期からの歩行訓練や筋力訓練を可能として、歩行機能の改善が得られています。
手足のしびれ・痛みや歩行障害、筋力低下など、神経障害を呈する頚椎や腰椎の脊椎疾患に対する治療は、以前から数多くの症例の積み重ねがあり、経験豊富な脊椎外科医による脊椎手術を行っています。顕微鏡や内視鏡を用いた低侵襲手術を実践し、患者さんの状況に応じた合併症を起こさない安全な治療を第一に掲げて治療しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 171 2.11 5.45 0.00 % 34.98
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 148 1.02 3.95 0.00 % 42.97
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 99 1.00 4.28 0.00 % 48.00
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 85 2.52 6.21 0.00 % 31.79
K867-4 子宮頸部異形成上皮又は上皮内癌レーザー照射治療 61 0.13 0.11 0.00 % 33.39
当院は周産期医療にも力を入れており、選択帝王切開術だけでなく、ハイリスク症例等に対する緊急帝王切開術も多くなっています。
子宮・卵巣の良性腫瘍に対しても患者さんの負担が少ない腹腔鏡手術を積極的に行い、平均術後日数の短縮に取り組んでいます。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 - - - - -
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) - - - - -
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) - - - - -
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
低出生体重児を含む分娩数が多く、中には仮死蘇生術を必要とする新生児もいます。
小児科ではこれに対応し、重症の場合には、大学などの総合周産期母子医療センターへ転院搬送しています。
軽傷の場合には体重が十分となるまで当院で入院加療します。
中耳炎合併の気道感染症に対しては、鼓膜切開術を行っています。
肺炎など気道感染症の治療も行うため、入院期間が長く必要です。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 66 1.02 5.64 0 26.48
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 15 1.07 3.8 0 53.93
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
K3191 鼓室形成手術(耳小骨温存術) - - - - -
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
耳鼻咽喉科では、扁桃炎に対する手術が多く、次に副鼻腔炎の手術が多くなっています。
小児から成人まで発症年齢が幅広いこともあり、平均年齢が若くなっています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K628 リンパ管吻合術 109 0.39 5.19 0.00 % 58.69
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩,上腕,前腕,大腿,下腿,躯幹) - - - - -
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) - - - - -
K0021 デブリードマン(100cm2未満) - - - - -
本集計に掲載されない取り扱いが少ない症例を合わせると全体の80%以上でmicrosurgeryの手術を行い、当科の専門性の高い取り組みを表しています。
頻度が少ない症例の分野は多岐にわたり、先天異常、顔面骨折・外傷、各種腫瘍、瘢痕形成、潰瘍、四肢壊死などを取り扱っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 134 1.21 4.86 13.43 % 67.11
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 98 1.63 4.05 2.04 % 73.87
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 92 1.55 2.91 4.35 % 64.77
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 29 2.45 10.86 3.45 % 69.83
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 23 0.70 1.13 0.00 % 57.57
泌尿器科で行っている手術で平成30年度に多かったものは、膀胱癌に対して行う経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)、尿管狭窄や水腎症に対して行う経尿道的尿管ステント留置術、腎結石や尿管結石に対して行う経尿道的尿路結石除去術(TUL)、同じく腎結石や尿管結石に対して行う体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)、腎癌や腎盂尿管癌に対して行う腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術の順となっています。
やはり患者さんの数の多い膀胱癌や尿路結石の手術が多数を占めています。また臓器の摘出が必要となるような腎の悪性腫瘍に対する手術も行っていますが、手術の低侵襲化が進んでおり、入院日数は短縮傾向にあります。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 282 0.17 1.00 0.00 % 68.03
K654 内視鏡的消化管止血術 85 1.58 8.45 20.00 % 72.62
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 72 0.22 1.21 0.00 % 62.74
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 65 1.14 7.58 7.69 % 75.15
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 63 0.33 6.81 3.17 % 74.84
大腸がんへの進展を予防するため大腸ポリープの内視鏡治療を積極的に行います。
また、食道、胃、大腸に発生した早期がんに対し正確な診断を行い、適切に治療を行います。
消化管出血などの緊急処置が必要な疾患に対しては、オンコール体制で迅速に対応し、体に負担の少ない内視鏡治療を適切に行います。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 196 0.30 0.49 2.04 % 72.04
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 116 6.42 9.09 9.48 % 69.16
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 16 5.56 12.81 0.00 % 63.63
K607-3 上腕動脈表在化法 14 16.71 17.36 21.43 % 72.64
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 13 9.23 18.08 15.38 % 65.92
当院は当地域での腎疾患の中核病院として機能しており、そのため透析患者さんの様々な合併症入院が多数あることが特徴です。
その内血液透析患者さんのバスキュラーアクセス不全に対する経皮的拡張術(PTA)や内シャント設置術、人工血管移植術などのアクセス関連の手術症例が大変多い状況です。
また腹膜透析患者さんに関しても、カテーテル関連の手術症例も同様に増加しています。
糖尿病・代謝内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 29 3.07 1.66 0.00 % 71.45
K2762 網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき)) - - - - -
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
K6534 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
糖尿病患者さんには悪性腫瘍の合併も多く、当科においても大腸がんを多く発見しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 300 1.75 2.78 1.67 % 66.60
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 255 1.57 2.43 0.39 % 69.89
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 64 0.98 2.73 1.56 % 69.42
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 62 2.13 3.73 3.23 % 72.79
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 58 2.69 8.95 3.45 % 77.93
循環器内科にて行う手術には、カテーテル心筋焼灼術、冠動脈ステント留置術(待機的、急性心筋梗塞、不安定狭心症)および四肢血管に対する血管拡張術と動脈硬化性疾患に対する治療が上位を占めています。これは高齢化および欧米化した生活習慣に起因していると思われます。
カテーテル心筋焼灼術は4~5日の入院で施行可能で、不整脈でお困りの患者さんにおいて効果を上げています。
待機的冠動脈ステント留置術に関しては通常の場合、術前日に入院していただき、術後は2-3日で退院可能となりますが、急性心筋梗塞症例に関しては急患で処置を行うことがほとんどであるため、ほぼ全例で入院当日にステント留置術を行います。
術後在院日数は心筋梗塞の重症度、合併症により異なりますが、心臓リハビリテーションを行いつつ、高血圧、脂質異常症、糖尿病など動脈硬化の原因となりうる疾患に対する治療も同時に行わなければならないため、在院日数は若干長くなります。
四肢の血管拡張術に関しては、その術後経過は待機的冠動脈ステント留置術とほぼ変わりないのですが、透析患者さんが多く含まれているため、術後平均在院日数が若干長くなっています。
肝臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 24 1.04 7.17 0.00 % 74.25
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 22 6.68 13.59 18.18 % 76.82
K533 食道・胃静脈瘤硬化療法(内視鏡) 14 1.00 6.93 7.14 % 66.86
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm以内のもの)(その他のもの) 13 1.08 3.69 0.00 % 72.46
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超えるもの)(その他のもの) 13 1.23 7.77 7.69 % 72.77
肝がん治療で主に行っているのは、肝動脈化学塞栓療法とラジオ波焼灼術です。治療のための入院期間は最近短くなってきています。
食道静脈瘤に対しては内視鏡を用いた治療を行っています。これも1週間程度の入院で治療できます。
胆・膵疾患の場合、当院外科と共同で胆道ステント留置を行っています。
血液・腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) 11 5.18 25.09 9.09 % 70.09
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) 11 10.55 2.18 9.09 % 61.00
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
自家末梢血幹細胞採取・移植を積極的に行っています。さらに本年度からは、同種造血幹細胞移植も立ち上げました。
脳神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K178-4 経皮的脳血栓回収術 14 0.00 18.21 78.57 % 78.00
K178-2 経皮的脳血管形成術 - - - - -
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
急性期脳梗塞では不可逆的な脳組織の障害が生じる前に、一刻も早く閉塞血管の再開通を得ることが理想的です。
本邦を含めて世界的には、血栓溶解薬による静注血栓溶解療法が第一選択ですが、同療法が無効な場合、あるいは血栓溶解薬の投与が困難な場合には、経皮的脳血栓回収術(カテーテル治療)が考慮されます。
当科では脳血管内治療専門医2名をスタッフとして揃えており、急性期の血管内治療の実績を上げています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 66 0.45%
異なる 56 0.38%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 279 1.88%
異なる 19 0.13%
当院は地域の基幹病院として重症の患者さんを多くご紹介頂いており、主傷病に付随して各種合併症を発症している患者さんも含まれています。
上記の各傷病について、入院契機病名と「同一」が入院時からその傷病を発症していた症例数、「異なる」が入院後に発症した症例数となります。また発生率は、年間の全入院症例における当該傷病の発生率です。
手術・処置の合併症については、ほとんど全てが入院契機病名となっており、発症した合併症の治療を目的に当院に入院されたことを表します。内訳としては、多くが透析シャント合併症であり、シャント機能低下、シャント狭窄・閉塞等がこれに含まれます。
また、手術・処置等の合併症が入院契機病名とは異なるもの、すなわち入院経過中に発生したと考えられる症例は全入院症例の0.13%でした。
当院では感染症対策等に力を入れ、少しでも合併症を発症させないように、病院一体となって最善の医療を目指して取り組んでいます。
更新履歴
2020/9/30
DPCデータに基づく「病院情報の公表」ページを更新しました。
2019/9/27
DPCデータに基づく「病院情報の公表」ページを更新しました。
2018/9/28
DPCデータに基づく「病院情報の公表」ページを更新しました。
2017/9/29
DPCデータに基づく「病院情報の公表」ページを更新しました。
2016/9/30
DPCデータに基づく「病院情報の公表」ページを更新しました。